こんにちは。
最近は急に温度が下がりましたね。
スーパーにはキノコやレンコン・柿など秋のものが並びすっかり秋景色。
そして台風も接近しているとか・・・
こういうときは、気分が晴れなかったり、足がむくんだり、
陣痛が弱まったり、お産が来なかったり。
ちょっとエネルギーがゆっくりになりがち。(もちろんみんなではありませんが)
なぜでしょうか。
女性の健康はいつも気候に影響されます。
それは第六感があるから?いえいえ、わたしにも理由はわかりませんが
実際に女性の78%が気象病(気候に症状が左右される病)を抱えていると言われ、それは現実味を帯びていると思います。
女性の体は、月に一回の生理の度に体の変調を遂げ、自分の体や地球の周り等いろいろな影響を感じ取り敏感になっているのかもしれません。
「満月の日にお産は多いの?」
助産師が聞かれるナンバー3に入りそうな質問です(笑)
「医学的には関係ないけど、なんか関係している。。。」
いやわたしだけじゃない!きっと多くの助産師は感じているはず。
昔助産学生の時に教師に「お産と月の関係」という新聞の記事を見せてもらったことがあります。その記事には羊水と海水の成分が似ているため、陣痛と潮の満ち引きが関係しあっている。と書いてありました。(くわしく何年の記事とかが言えなくてすみません)
実際WHO等が発表した訳ではないですし、医学的に解明されていることではないので断言はできないのですが・・・
でもやはりなんか関係している。と思うのです。
なぜって、
おんなじ時に産まれるです、あかちゃんて。
なんかいつも重なるのです。そんな日に限って台風の前後だったり、急に気温がさがる時だったりするのです。満月だったり、大潮だったり。
ばらばらの日程で産まれてくれたら一人一人手厚いケアを提供できるのになぜか同じ日に生まれてきます。(そういう日のお産は安産が多い気がする)
だからなんかやっぱり関係してるんじゃないか・・・
と思わされるのです。(もちろんそうでないこともたくさんあるのですが)
だから、助産師のはたらくお産施設では
「大潮がいつだ」とか「いま火星がちかづいてる」とかの話題は日常茶飯事ですし、
休憩室には月の満ち欠けが記載してあるカレンダーをぶら下げている確率が高いと思います。(誘発や無痛分娩であれば関係ないので最近は減ったかも・・・)
昔ヨーロッパで多くの助産師が魔女狩りという死刑にされました。
それは、男性にとってはお産というものがとても怖いもので、お産の度に飛んでくる助産師を魔女だと思ったからだとか。
その当時の助産師もきっと気候とお産が関係しているんじゃないかって思っていたと思います。検査や病院がなかった時代ならなおさらです。
空を見て、「ああなんか今日怪しい。お産になりそう。」そんな日にやはりお産があった。
そんな経験を繰り返す度に対応も早くなり、男性からしたらやはりとても怖い存在だったのだろうと思います。(後半は妄想ですが)
なんだか医学的根拠のない話をたくさんしてしまいました(^_^;)
結局わたしが言いたいことは、
女性は目に見えないいろいろなものに影響を受けているということです。
どうすれば、お産がスムーズに運ぶか。
いつお産がはじまるか。
そうですね・・・質問のこたえは・・・
「自然にまかせなさい」(声はおばあちゃん風)です。
人が産まれ、そだち、まなび、愛し、死んでいく
その課程はきっとだれかが何かをしたからではなくごく自然なこと。
人間は少々頭がいいからいろいろ考えてしまいます。
わたしがこれをしたからだめだったのかな。
あの人がこういったからこうしたら上手くいくかな。
でも本当は物事に理由なんてないことたくさんあります。
一番いいのは
まかせてみること
体を、心を、
もしあなたが予定日をすぎた妊婦さんなら
自然にまかせて
おおきく息をすって
酸素がここにあること
息を吸う立派な肺がここにあること
あなたのおなかに赤ちゃんが来てくれる環境があったこと
愛し合う相手がみつかったこと
イメージしながらまかせましょう
もしあなたが予定日をすぎた妊婦さんなら
あせらないで
あなたの中にもうあかちゃんはいるから
きちんとここまで育ってきたのですよ
大丈夫だよと思うのはあなたがそう思ったとき
居心地のいい子宮のなかで胎盤を枕にしてすやすや眠っているあかちゃん
イメージしながら出会える日を待ちましょう
もちろん予定日を過ぎたら医者から入院の説明やら友人からは産まれた?メールやら色々なプレッシャーがあなたを襲うでしょう。
でも大丈夫です。いろんな可能性を考えて必要な準備は整えながら。
大丈夫。いままで育ってきたのですよ。
それだけでもすごいことです。
いずれその時は訪れ、目に見えないいろんなメッセージがあなたを包みますから。
大丈夫
大丈夫
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