2024.01.07 10:18ぼくひとりでできるよ2024年がはじまりました卒乳についての問い合わせ多数いただいておりますそこで感じたことなのですが卒乳・断乳??添い寝・独り寝??泣いたら抱っこで寝かせる?一人で落ち着けるか見守る?喧嘩したら間に入る?子どもがどうするか観察する?良くある質問ですがこれらは簡単に表現すれば、放任か手厚い対応か(もちろんそんな簡単なことではないのだけれど)という同じような課題で、子育てする中で必ず直面する課題だなと感じています子育てって手放す時期が肝心?自転車に乗れるようになるためには自分でバランス感覚を養う事が必要でいつまでたっても後ろをサポートしていては乗れるようにはなりませんある程度手を離してあげないと一向に乗れはしないのですたとえこけたとしても乗れる子どもをイメー...
2022.09.30 15:22多様性を認める世界こんにちは。写真はスペインのモンセラートという山です。有名な建築家で知られるガウディは、スペインのみならず様々な国で彼ならではのデザインで建造物をつくりました。スペインのサクラダファミリアはご存じの方が多いのではないでしょうか。ガウディは「自然のものには直線はない。それは曲線に溢れている。」ということに気づき、今まで直線であった建築を曲線にこだわり形にしたといいます。しかし、初めはそれは理解されないものでした。よく考えてみてください。直線できっちり作られた建物の中に曲線の建物。目立ったでしょうね。浮いていたでしょうね。それをおもしろいという人もいたと思いますが、「そんなのおかしい。」と多くの人は敬遠しました。作っても作っても理解されない。でも彼は作り続...
2022.02.13 07:21産まれるタイミングつい最近、またあらたないのちが誕生しました。いつも思うのが、赤ちゃんが産まれてくるタイミングについて。本当に一番よいタイミングで産まれてきます。あしたは雪が降る予報だから動きにくそう(といっても降らなかったりしますが)。そんな人間の予報を遙かに超えてきます。お産介助が終わって帰宅途中に雪がふってきた前回のお産も驚きました。お天気だけではなく、たまたまだんなさんの仕事の大事な会議が終わった後だったり。ご兄弟の授業参観や運動会などが終わった次の日だったり。祖母との喧嘩が和解された直後だったり、、、それだけではありません。介助する助産師のスケジュールまで、、、、いや、わたしの家族の行事までも丁度よかったりするのです。なんていうベストなタイミングなのでしょう。...
2022.02.04 05:12その感情のうらがわにこんにちわ。齋藤真也です。感情的にものを言う人というのは、少なからず皆様の周りに一人はいるのではないかと思います。その感情があふれ出てくる瞬間に時々でくわします。なぜ、そんなに急ぐのか、怒るのか、上手くいかないとそんなに腹立たしいのか。その方の背後にある問題に着目していれば見えてくる世界があります。わたしは音楽活動をしていました。作曲をし、シンセサイザーで編曲を行い、野外ライブをしていました。初めは一人で趣味で気楽に行っていた活動でしたが、あるときそれは私にとって義務になりました。なぜなら、助産師として働きながら双子育児をしていていたある日一緒に頑張って来たママ友が自死するという事柄に出会い、自分が足りないことを知り、音楽活動を通して多くのママにメッセ...
2021.07.18 03:00自宅出産という選択こんにちはお久しぶりです最近は鎌倉市での仕事と先輩助産師の助産院に通われているお母様のお産のお手伝いがスタートし少し緊張した日々をすごしていました。皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか(^^)?フランスから帰国して思うこと。2年間主婦という期間を過ごしてみて分かったことは、自分の時間や家族に割く時間はとても有意義であったということでした。今思えば双子を妊娠したときも30週くらいまでクリニックでのパートを務め、双子が一歳くらいには復帰していましたから、ゆっくりした自分への時間というのは皆無な時の過ごし方をして参りました。忙しい時間というのは自分と向き合う時間を削ってしまいます。器用な人はきっとそんな時間を作りながらこなしていけるのでしょうが不器用な私はど...
2021.02.01 12:56バースレビュー世の中のお母様がたはどのようなお産をしたでしょうか。また、そのお産を子どもにどのように伝えていますか?生理が始まり、好きな人ができて、結婚して、出産して、老いて、死んでいく。人は生きている限り性を必要とし、そこから生を受けています。だから、自分はどのように産まれてきたのか それは性を知る最初の一歩なのです。「あなたを産んだ日、それはそれは素晴らしい一日だったわ★」そんな風に語れるなら「わたしは産まれて良かった。産まれただけでお母さんをこんなにも幸せにしたのだから。」そう思うでしょう。でももし、「あなたを産むときは最悪な一日だったわ。あんなに痛い思いはもう二度としたくない。」そう語られてしまったら・・・「わたしは産まれて良かったのだろうか」そんな辛い記憶...
2020.12.04 00:19自分を大切にするということ先日、パリにいる友人と性にまつわるお話をさせていただきました。性のことは自らが気付くことが多くの答えを導き出すと思っているため、反応が分かるように極少ない人数でいつも行っています。いつも多くの学びをわたしも得ることができます。そこで学んだお話を一つ。性教育はいつからが望ましいかという話、結局、避妊具をつけるとか、相手の立場や気持ちを察するということは「命の尊さ」が分かっているかどうか。18歳やそこらにまで成長していざ性行為を行おうというときに学んでも実感がわきません。産まれてきて自己の意識が出始める2歳ころ、いや、もう産まれたときから性教育はスタートしているのです。そして、相手のことを考えるということにシフトしがちですがいえいえ、まずは自分を愛せるか。...