2022.09.30 15:22多様性を認める世界こんにちは。写真はスペインのモンセラートという山です。有名な建築家で知られるガウディは、スペインのみならず様々な国で彼ならではのデザインで建造物をつくりました。スペインのサクラダファミリアはご存じの方が多いのではないでしょうか。ガウディは「自然のものには直線はない。それは曲線に溢れている。」ということに気づき、今まで直線であった建築を曲線にこだわり形にしたといいます。しかし、初めはそれは理解されないものでした。よく考えてみてください。直線できっちり作られた建物の中に曲線の建物。目立ったでしょうね。浮いていたでしょうね。それをおもしろいという人もいたと思いますが、「そんなのおかしい。」と多くの人は敬遠しました。作っても作っても理解されない。でも彼は作り続...
2022.02.13 07:21産まれるタイミングつい最近、またあらたないのちが誕生しました。いつも思うのが、赤ちゃんが産まれてくるタイミングについて。本当に一番よいタイミングで産まれてきます。あしたは雪が降る予報だから動きにくそう(といっても降らなかったりしますが)。そんな人間の予報を遙かに超えてきます。お産介助が終わって帰宅途中に雪がふってきた前回のお産も驚きました。お天気だけではなく、たまたまだんなさんの仕事の大事な会議が終わった後だったり。ご兄弟の授業参観や運動会などが終わった次の日だったり。祖母との喧嘩が和解された直後だったり、、、それだけではありません。介助する助産師のスケジュールまで、、、、いや、わたしの家族の行事までも丁度よかったりするのです。なんていうベストなタイミングなのでしょう。...
2022.02.04 05:12その感情のうらがわにこんにちわ。齋藤真也です。感情的にものを言う人というのは、少なからず皆様の周りに一人はいるのではないかと思います。その感情があふれ出てくる瞬間に時々でくわします。なぜ、そんなに急ぐのか、怒るのか、上手くいかないとそんなに腹立たしいのか。その方の背後にある問題に着目していれば見えてくる世界があります。わたしは音楽活動をしていました。作曲をし、シンセサイザーで編曲を行い、野外ライブをしていました。初めは一人で趣味で気楽に行っていた活動でしたが、あるときそれは私にとって義務になりました。なぜなら、助産師として働きながら双子育児をしていていたある日一緒に頑張って来たママ友が自死するという事柄に出会い、自分が足りないことを知り、音楽活動を通して多くのママにメッセ...
2021.02.01 12:56バースレビュー世の中のお母様がたはどのようなお産をしたでしょうか。また、そのお産を子どもにどのように伝えていますか?生理が始まり、好きな人ができて、結婚して、出産して、老いて、死んでいく。人は生きている限り性を必要とし、そこから生を受けています。だから、自分はどのように産まれてきたのか それは性を知る最初の一歩なのです。「あなたを産んだ日、それはそれは素晴らしい一日だったわ★」そんな風に語れるなら「わたしは産まれて良かった。産まれただけでお母さんをこんなにも幸せにしたのだから。」そう思うでしょう。でももし、「あなたを産むときは最悪な一日だったわ。あんなに痛い思いはもう二度としたくない。」そう語られてしまったら・・・「わたしは産まれて良かったのだろうか」そんな辛い記憶...
2020.12.04 00:19自分を大切にするということ先日、パリにいる友人と性にまつわるお話をさせていただきました。性のことは自らが気付くことが多くの答えを導き出すと思っているため、反応が分かるように極少ない人数でいつも行っています。いつも多くの学びをわたしも得ることができます。そこで学んだお話を一つ。性教育はいつからが望ましいかという話、結局、避妊具をつけるとか、相手の立場や気持ちを察するということは「命の尊さ」が分かっているかどうか。18歳やそこらにまで成長していざ性行為を行おうというときに学んでも実感がわきません。産まれてきて自己の意識が出始める2歳ころ、いや、もう産まれたときから性教育はスタートしているのです。そして、相手のことを考えるということにシフトしがちですがいえいえ、まずは自分を愛せるか。...
2020.10.20 09:32こどもの病気こんにちは。だいぶ日が暮れるのが早くなり風も冷たくなってきましたね。食べ物がおいしくもなり家が恋しくもなり去年の子どものジャンパーを引っ張り出しては一年前を思い出しうれしい気持ちになります。みなさんは冬の思い出といえばどのような事を思い出すでしょうか。わたしにとっては冬は『こどもの病気』と戦った。という印象が一番強いです。(いまはほとんど風邪もひかない元気な子です(^_^;))みなさんのお子様は病気になったことがありますでしょうか?子どもの病気は自分が病気になるよりも辛くないですか?1歳くらいからよく咳をし始めた息子。医者に『喘息持ちかも』と言われてから一年に何回も病院に通い、3歳になる頃には『喘息だね』と言われて、幼稚園の誰かが風邪をひけば必ずもらっ...