皆さんは自分の性格をよく分かっていますか?
器用な人、不器用な人、感情的な人、冷静な人、平和な人、攻撃的な人、、、
このような個性は一体いつから生まれたのでしょうか。
実は近年、生まれたときにはすでにDNAに組み込まれている事が分かってきました。(もうみなさんご存じですね(^_^;))
特に、運動が苦手な人OR不得意な人、
音楽が得意な人OR不得意な人
は強く刻まれているのだそうですね。
だからオリンピック選手の精子は高く売れるのだとか・・・怖い(-_-;)
そのようなDNAの仕組みが分かったのと同時に、個性を伸ばそう!という風潮に変わってきました。
リレーを走るのは速い子が走ればいい。
それに向かって身を削ってまで練習しなくてもいい。
だって、遅い子は頑張っても速い子に勝ることはDNA的にみてなかなか難しいのだから。
だから無理をするのはやめよう。
その子にはその子の「得意」をのばせばよいのだから。
もちろん、「性格」や「得意」はDNAだけではなく育つ環境もかなり影響してきます。ですが、一つの要素として尊重しようという風潮が生まれたということなのです。
助産師をしていてもそれはよく感じます。
産まれた瞬間の赤ちゃんもやはり
「性格」や「得意」は未知数です。
たとえば、授乳です。
母乳栄養がうまくいかず、悩んでいるママはたくさんいらっしゃいます。
そのほとんどの方は
「ごめんね、ママのおっぱいまずくてごめんね、ママが下手でごめんね。」
といいながら授乳をなさっています(>_<)
わたしは声を大にして言いたい!!
お母さん、謝らないで、、、、
自分を責めないでください、、、、
違うの、、、あなたは悪くないです。
赤ちゃんによっては、
授乳に時間がかかる子、
短期でゆっくり落ち着いて飲めない子、
舌が短くてなかなか吸着が難しい子、
逆に眠たくなっちゃう子、
たくさんの「性格」や「得意不得意」があるのです。
だからね、
お母さんが悪いんじゃないよ(>_<)
短期でゆっくり落ち着いて飲めない子なら、
部屋の電気を薄暗くして、乳頭以外が頬に当たって混乱しないようにすればほとんど飲めるようになります。
舌が短くて吸着が難しい子なら、
縦抱きや横抱きよりも脇抱き(フットボール抱き)の方が舌顎がフィットして深く入るためうまくいくでしょう。
赤ちゃんにも個性があるんです。だからあなたを責めないで。その子に合わせてやり方を考えたら良いだけなのです。
そして、
「ネットに書いてあるからやってみたけど上手くいかない」
そのような訴えもよく聞きます。
がんばって答えをさがそうとしたんですね、それで充分。あなたはもう頑張りましたよ。
なかなか答えが見つからなかったら
一回見てもらえば、
「え??なんだそうだったの??」
って楽になるママはたくさんいます。
楽になってほしい。そう思います。
赤ちゃんの様子をみながらあなたにぴったりの方法をさがしていきましょう。
次回は卒乳・断乳についてブログに書きます。『わたしの涙の断乳式』。良かったら覗きにきてくださいね(o^^o)
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