こどもの病気

こんにちは。

だいぶ日が暮れるのが早くなり風も冷たくなってきましたね。

食べ物がおいしくもなり家が恋しくもなり去年の子どものジャンパーを引っ張り出しては一年前を思い出しうれしい気持ちになります。


みなさんは冬の思い出といえばどのような事を思い出すでしょうか。


わたしにとっては冬は『こどもの病気』と戦った。という印象が一番強いです。

(いまはほとんど風邪もひかない元気な子です(^_^;))


みなさんのお子様は病気になったことがありますでしょうか?


子どもの病気は自分が病気になるよりも辛くないですか?


1歳くらいからよく咳をし始めた息子。医者に『喘息持ちかも』と言われてから

一年に何回も病院に通い、3歳になる頃には『喘息だね』と言われて、幼稚園の誰かが風邪をひけば必ずもらってきて他の子よりも長引く。そんな感じでした。


寒い冬に自転車に二人を乗せ、病院に行く道中。

ふと『なぜわたしだけ・・・』と元気よく遊ぶ他の子を見てはうらやましく思ったものです。


友人とランチを予約していても当日になって発熱してしまう。

仕事を入れていても通院のためキャンセルせざるを得ない。

そんな状況がなんどもなんどもありくたびれてしまったこともありました。


そこで追い打ちをかけるのが周りの人の言葉です。


『きちんとしたもの食べてる?』

『薄着だからじゃない?』


その当時は何が本当か何が原因があるのかが分からなかったため、そうした発言を聞くと必死に栄養価の高い食べ物を作り、自宅を掃除し、色々試してみたのを思い出します。


はたして本当に理由はあったのか。。。


病気にかかるかからないは、誰が悪いとか、こうしたらよかったという簡単な事ではないとわたしは考えています。コロナウイルスに対しても同じです。

ついつい「ほら、あそこにいったからよ」「不摂生したからよ」なんて人は理由を探りたがりますが、同じ事をしていてもかからない事もあるのです。

それはもっと引いたところから見ると更にそう思わされます。


生まれつき耳が弱い子。

肺の弱い子。

目の弱い子。

骨の弱い子。。。。


まだまだたくさんあるのです。


もちろん出来ることはしてあげたい。

でもそれでも難しいことはあります。


わたしが「病気は母親のやり方が悪いからではない」そう感じたのは子どもが『双子』だったからでした。


双子にはいつも同じものを食べさせ、同じ時間に起きて、同じ場所に行っっていました。なのに娘は元気で息子は体調を崩していました。


そんなことが多々あったので、自分の中で「病気の原因は単純ではない」という答えにたどり着いていました(元気な娘よありがとう)。


もし、これが、一人の子どもで、もっと病弱であったならきっとわたしはもっと辛かったのだろうと想像します。


自分が風邪なのなら、休んだり薬を飲んだり人に助けを求めたり。することが出来ますが、

子どもが病気になると、、、、、、感覚が分からないだけに

本当辛いです。ああ、もうどうしたらよくなるのよーと悩んだりします。


わたしが一番思い出すのは子どもが3歳くらいの頃、

マイコプラズマ肺炎にかかり入院した時のことです。

マイコプラズマは日中は機嫌良く過ごしているので中々診断をしてもらえませんでした。

一ヶ月もの間何度もかかりつけに行き、大丈夫でしょうと風邪薬を渡され飲んでいたのですが一向に治りません。夜は咳き込んで眠れない状態が続いていました。

たいせつな友人の結婚式が刻々と迫っており、少し気が焦ってきました。

はじめはまだ2週間はあると思っていたのですが、3週間目ともなってくるとわたし自身も夜中の看病のため朦朧としてきていました。

『さすがにおかしいだろう』

そう旦那に言われたことがきっかけで、他の小児科にかかることに。

今までの経過をすべて説明したところで医者に

『こんなに治らないのはさすがにおかしい。お母さんも疲れたでしょう。』と言われ

大病院に紹介されマイコプラズマ肺炎と診断がくだり即入院となったのです。


結果、友人の結婚式当日は緊急入院日。参加できませんでした。

ほんとうに無念なことで申し訳ない事でしたが、逼迫した状態だったのです(>_<)


この寒くなってきた季節の中、ふとそんなことを思い出し

どこかで、子どもの看病に疲れてしまっているママ達がいるのではないか。

と心配してしまいます。


子ども達が元気に健康でありますように。

ママ達が辛いとき逃げる場所が近くにありますように。


今日も目を閉じて祈りながら、すごそうと思います。


もし、困ったら、いつでも言ってくださいね。


manma room

人生によりそう 齋藤出張専門助産院

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