鎌倉助産師会で手遊びや絵本で赤ちゃんと遊ぶ会が開かれることになりました。
みなさんは赤ちゃんを授かったとき赤ちゃんとの時間をどのように過ごしていますか?
外出ができるようになったらベビーカーにのせてひなたぼっこをしたり
ハンカチで顔をかくしていないいないばーをしたり。
赤ちゃんにとってはすべては初めてだからどれもすごくびっくりするし
とても刺激になります(*^_^*)
「3つ子の魂百までも」
といいますが、これは源氏物語が起源だそうですね。
主には ”幼いころの性格は年をとっても変わらない”
という意味だそうですが、
現在では”3歳までの教育や環境がのちのちまでにも影響する”と言う意味にも使われている気がします。
現在は2020年。平安時代からかなり年数がたって、
この言葉が実際の研究結果にも出ていると言うことが立証されました。
それは
「およそ3歳までに脳のニューロンが急速に伸び、あとは降下をたどる」
というものです。
脳細胞はたくさんの刺激を受けて増えていきます。細胞が増えるというよりも細胞と細胞をつなぐニューロンというものが増えるという感じです(細胞の話は奥が深すぎるのでそのへんにして・・・)
赤ちゃんに何気なくしている刺激ひとつひとつがとてもよいものとして
脳細胞に蓄積されるのです。
外の明るさや、風が肌にあたる感触、お花の匂いや、おかあさんが触れる皮膚のあたたかさ
すべてすべて赤ちゃんは感じ取っていてのちのちまでも影響を与えてくれます。
だからとにかく3歳までの刺激はとても大事なものとなってきます。
そこでわたしが気になっているのが、最近よくされる質問
「どのようにして赤ちゃんと遊べばよいか分からない」
です。
そうですよね!
昔は近所のおばあちゃんやおじいちゃんが教えてくれたのでしょう。
ママ友達がそれを聞いて伝えてくれたということもあったでしょう。
でもいまは・・・
少子化&コロナ
公園にでても手遊び歌が聞こえてくることはまずありません(>_<)
だから今のお母様方が知らなくても無理はないのです。
ベビーカーに乗っているあかちゃん、スマホを見ていると泣き止むので見せています。
よくそんな光景が目にはいります。
スマホを見ているのは画像が動き、声が聞こえ、次々に話題がでてくるから赤ちゃんの大好きな刺激の宝庫だからなのです。
ですが、それはあくまでも受動的な刺激なので、終わるとすぐに飽きてしまい
また次の画像また次の画像と検索してしまいます。
では主導的な刺激とは何でしょうか。
それは実際にあかちゃんが参加できる刺激です。
この主導的な刺激のなかで、一番喜び一番癒やされるのは何でしょうか。
ザ・「手遊び」 ではないでしょうか(*^_^*)
何でそれが一番いいかって、ものがいらない、どこでもできる、発達にもよくて知識もつく。なによりなんの弊害もありません。
そして何より赤ちゃんの反応が間違いなくこの 「手遊び」をしたとき、喜びに満ちあふれているのです。
特に、おかあさんがあかちゃんにする手遊びは勝つもの他にあらずです。
きゃっきゃって笑ったり、
じーっと見たり、なんて幸せな時間でしょうか。
おむつ換えがいやがるなら、ぜひぜひ歌ってみてください
「ぬーれちゃった、ぬーれちゃった、あなたのかわいいオシリ♪」
あれあれ不思議泣き止みます(*^_^*)
お母さんが子育て中一番大変なのは赤ちゃんが泣いているときです。
それは愛する我が子が苦しそうで不満そうだから。
だから逆に赤ちゃんが穏やかそうにしていたり笑ったりしてくれるときは
うれしそうだという気持ちを受け取ることができるのでお母さん達も幸福度がますのです。
まさに一石二鳥!!
こんなよい過ごし方は他にないのではないでしょうか。
わたし音痴だから・・・
というお母さんもいますが、いえいえ、そんなの関係ありません。
オリジナルでいいじゃないですか♪
音が外れていたって、リズムが少々違っていたってお構いなしです。
そもそも、あなたも赤ちゃんもオリジナルなんですから(*^_^*)
さあ一緒に「手遊び」レッツトライです!
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