こんにちは、さいとうです。
今日は少しだけ子育てのことについて考えてみたいと思います。
皆さんは自分のお子様をどのように育てていきたいとのぞんでいますか?
わたしは、優しい人の気持ちのわかる正義感のある子に育てたいと思っています。が、旦那はというと、安全な道を自ら判断し無難に生きていく子供に育てたいと思っているようです(^_^;)夫婦でもかなり違いますね。
例えば、泣いている赤ちゃんが目の前にいたとします。
助産師なのでついつい抱っこして落ち着かせようとしてしまいますが、
「自分の力で泣き止む力をつけたいので抱っこしないでください」と言う方もいるでしょう。
もちろん、母子の数だけ子育て論はありますから、わたしはなるべくそれを尊重したいです。(もし、その選択が悩んでいる故の行動であれば最善の策とは言えないので、お母様の生育環境や現状を聞いてみる必要がありそうです。)
ブログに添付しています表は「文部科学省」がだした「子どもの育ちをめぐる現状等に関するデータ集」です。
先ほど、母子の数ほど子育て論はあるとお伝えしましたが、国際比較をするとさらにさらにたっくさんありますね!!
日本は「自分の意見をはっきり言う」が一位ですが、フランスでは「親の意見を素直に聞く」でした。なんだか、これ、逆じゃないですか??考え方が逆に近い・・・と私は思いました。フランスに少し住んでいたので気づいたのですが、確かにお母様がたはよくベビーシッターに預けて友人とランチをしたり、夫婦で旅行に行ったりしていました。三つ星レストランの経営が成立するのも、親が子どもを誰かに預けられるという元々の環境があるからですね。
わたしが思うのは、子育てに「どちらがいい!」なんてこたえは、そもそも存在しないということ。
子育ては自由です。
あなたはどう育てたいですか??
いきいきと子育て論を語れる方もいるかもしれません。
ですがもしあなたが、周りの意見に右往左往してしまい悩んでしまったり、
たくさんの育児本を読んだりネットを検索して疲れてしまっていたら、
あなたに必要なことは、誰かに話を聞いてもらうことです。
「あなたは今なににこまっているのか」
「何をしているときが一番幸せか?」
「赤ちゃんをかわいいと思えるか」
一つずつ紐解いて話していくと、あなたの悩みの根本的なことにたどり着くことが多いです。
それに、、、もしも子育ての答えが最終的に見つからなかったとしたら、、、
それって、素敵じゃないですか??
答えが見つからないほど、模索したということ。
向き合ってきたということ。なのかもしれません。
よく、「助産師さん、抱っこって泣き止むまでずっとした方がいいですか?」
「おっぱいって卒乳まで与えた方がいいですか?」
「保育園より幼稚園の方がいいとおもいますか?」
たくさん聞かれます。
答えは、、、、なんだろう。助産学校では様々な実習があり、実技については教えることができます。ですが、子育て論については答えは教わっていないのです。
それに、わたし自身、子どもはもう12歳ですが未だにわかりません。
あかちゃんを妊娠したら子育てという旅はもう始まっています。
あなたらしく、あなたの赤ちゃんらしく、幸せの形を探していきましょう。
悩んでいる方は話しながら涙がでてしまうでしょう。
大丈夫ですよ。わたしもたくさん泣きました。
あなたという人にあったとき、その悩みを心底理解するために泣いてきました。
たくさん話した後きっと楽になるでしょう。
人はひとりでは生きてはいけません。
必ず、助けてくれる人がいるのです。
だから大丈夫、なやんだら一緒に考えてくれる助産師たくさんいますよ(*^_^*)
0コメント