先日、パリにいる友人と性にまつわるお話をさせていただきました。
性のことは自らが気付くことが多くの答えを導き出すと思っているため、
反応が分かるように極少ない人数でいつも行っています。
いつも多くの学びをわたしも得ることができます。
そこで学んだお話を一つ。
性教育はいつからが望ましいかという話、結局、避妊具をつけるとか、相手の立場や気持ちを察するということは「命の尊さ」が分かっているかどうか。
18歳やそこらにまで成長していざ性行為を行おうというときに学んでも実感がわきません。
産まれてきて自己の意識が出始める2歳ころ、いや、もう産まれたときから
性教育はスタートしているのです。
そして、
相手のことを考えるということにシフトしがちですが
いえいえ、まずは自分を愛せるか。自分が尊い人間だということを認識できるか。
ということが最も重要なことだと感じます。
なぜなら、相手の気持ちを理解するためには自分がその立場なら・・・と考える他ないからです。いくら本をたくさん読んでも、ネットサーフィンで多くの知識を持っていたとしても。
実感したことに勝るものはありません。
ひとりひとりが大切な存在だから。だから相手を気遣うこころが湧いてくるのではないでしょうか。
フランスにはデリケートゾーン用のソープが普通にスーパーに並んでいるそうです。
少し調べてみましたら、
フランス人はデリケートゾーンを清潔にすることや脱毛をして見栄えを良くすることに気を遣う方が多いということが分かりました。
脇の脱毛はするけれどアンダーヘアはそのままの日本人をみてとても驚いたという記事も読みました。顔は洗顔フォームで洗うけどなぜデリケートゾーンは特別なケアをしないのか!ごもっともな意見です。
年齢がかさみ性行為に痛みを伴って。でもそのまま我慢というかたも多いです。
正直わたしは初めは「えっそんなことにまで?」と思ってしまいましたが。
ふと考えてみると、
自分のために使う時間やお金っておっくうになったり申し訳なかったりしますが、
それこそ何か変な気がしてきました。
最近思うのが、街をあるいていてきれいな方はだいたいヨガやストレッチや食事の勉強など体に気を遣っていて、健康に対する意識が高いということ。そして、自信に満ちあふれている方が多い。
自己投資がしっかりしているんですね。
もしかして、綺麗だから、自分を大切にしているのではなくて
自分を大切にしているから綺麗になるんじゃないだろうか・・・
見られていたらどんどん綺麗になる芸能人みたいに。
結婚したら旦那様に身を捧げて
赤ちゃんが産まれたら子どもに身を捧げて
そして子どもが巣立ったときに「空の巣症候群」になってしまう。
なんのために頑張れば良いか分からなくなってしまうのですね。
もちろん誰かのために頑張ることは素晴らしいことです。
ですが・・・
忘れてはいけません。
あなた自身のこと。
そう自分のことです。
お産後はマッサージを受けて自分に「お疲れ様」と言いましょう。
授乳が終わったら綺麗に乳房ケアを受けて「がんばりました」と言いましょう。
思春期の反抗期の子どもの対応をしたら他のママと話をして「これは自分のせいじゃない」と自分を慰めてあげましょう。
毎月くる月経に対しても同じです。
生理痛が強くても痛み止めを我慢したり頑張って働いたりしてしまいがち。
月経のためにどれだけのエネルギーを使うかご存じですか?
いつか宿るかもしれない新しい命のために自分の体はいつもフル活動。
それはやはりエネルギーがいることなのです。
休めないのであれば、お腹を温めましょう。
お灸やハーブもあなたを癒やすことでしょう。
子どものために服は買うけれど
自分のために服は買えない。
よく聞くセリフです。なんだか悲しくなりませんか?
たまに行く美容院で笑顔になることありませんか?
それは
あなたがあなたを愛したから。
そうそれこそがあなた自身必要なこと。
『自分を大切にすること』
フランス人のようにはなれなくても
少しだけ、自分をたいせつに。あなたという人をあなたが一番愛せますように。
そんな日がやってきますように。
さて
まずは、
毎日飲むお茶を自分好みに変えちゃいましょうか!
ひとつやってみましょう。
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