2024年がはじまりました
卒乳についての問い合わせ多数いただいております
そこで感じたことなのですが
卒乳・断乳??添い寝・独り寝??
泣いたら抱っこで寝かせる?一人で落ち着けるか見守る?
喧嘩したら間に入る?子どもがどうするか観察する?
良くある質問ですがこれらは簡単に表現すれば、放任か手厚い対応か(もちろんそんな簡単なことではないのだけれど)
という同じような課題で、子育てする中で必ず直面する課題だなと感じています
子育てって手放す時期が肝心?
自転車に乗れるようになるためには自分でバランス感覚を養う事が必要で
いつまでたっても後ろをサポートしていては乗れるようにはなりません
ある程度手を離してあげないと一向に乗れはしないのです
たとえこけたとしても乗れる子どもをイメージしてサポートしないと
子ども自身が乗れている自分をイメージすることはとても難しい事です
それと同じように子育てには手放すべき時期が度々訪れます
生後6ヶ月くらいまでは本当に養育者の手はかかせません
例えば授乳をしたりミルクをあげたりオムツを替えたり移動を手伝ったり
でも首が座りある程度動けるようになったあとは
むしろどうやって手放していくかが必要になってきます
手放さなくてもいいじゃないか と言われるかもしれませんが
その感情は 子どもを思うが故の思いなのでしょうか
よく聞いていくと「この子には私が必要」
「ずっと育児をしてきたのに急に手をはなせっていうの?」
「隣にこのままずっといてほしいのに」
「小さい時が一番可愛いかったわ 大きくならないで」
など このまま近くにいて欲しいという養育者自身の寂しさを感じるのです
1歳くらいになると子どもは何でも自分で自分でってやりたがる時が来ますよね
あれは正常な成長で喜ばしいことです
そんな時に「良しやってみていいよ」そんな風に返せたら子どもはすぐに出来るようになります
ですが「まだできないわよ手を持っていてあげる」という対応だと中々できるようにはならない
そして子ども自身も「わたしはひとりで出来るようにはならない」と思ってチャレンジをやめてしまう事さえあります
最も そんなやりとりすら楽しんでいるのなら全然問題は無いのですが(*^_^*)
なぜ我が子は上手くできないのだろう
そんな悩みの奥底にはそんな手放せ無さが潜んでいるかもしれません
※※※※※
子育てって奥が深いですね
ご家庭の中ではどんな子育てをされているのか中々みることはないので
考え方の違いに はっと気付かされます
そんな私はというと・・・
恥ずかしながら実はまだ子どもを手放せていません
先日 中学生の子ども自身から「もっと私たちを信じて」と言われてしまったのです
子どもも気付いているのですね
信じきれていないという気持ちのそばにあったずっと側にいたいという気持ちに
「私がいないとダメでしょう」「まだ一人では立てないでしょう」
ではなく
「この子なら大丈夫」「きっと私がいなくても羽ばたける」
そう思って胸を張って進んでいけるよう皆様とともに今年も歩んで生きたいと思います
最後にマザーテレサの一言
「世界で一番恐ろしい病気は 孤独です」
養育者の手放せさの中にある“寂しさ”
孤育てという文字が日本から消え 子育てが一段落した後もその人らしく生きていけるよう
サポートしていきたいと思います
※大きな地震に遭われたれた方のためにお祈りいたしております
どうか近くに暖かな助けがありますように
必要な方には無料で相談承りますので遠慮無くご連絡ください
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